昭和歌謡うたごえ倶楽部 |
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高齢者施設のこんなお悩み、 ご要望にお応えします ★利用者が、もっと自発的・能動的に活動する機会をつくりたい ★手っ取り早く音楽レクで盛り上げたいが、選曲と伴奏で困っている ★機能維持・強化の必要があるが、体操や脳トレ、レクになかなか参加してもらえない
♪音楽で楽しみながら機能が向上!
利用者にとって、高齢者施設での楽しみはいろいろ。お食事、入浴、親しいご友人やスタッフとのおしゃべり。楽しみの多い施設ほど魅力的となって、いつも笑顔があふれています。難しいのはレクリエーション。参加者の嗜好や認知機能の兼ね合いで楽しさ、満足度にも個人差が出やすいですね。スタッフの数にも限りがある状況で、多くの方が楽しめるプログラムを提供するのはなかなか大変です。
「昭和歌謡うたごえ倶楽部」は、高齢者施設利用者の秘められたパワーを活動として引き出すための音楽プログラムです。
高齢者施設での音楽活動というと童謡・唱歌の定番曲を想像されるかもしれませんが、そればかりでは子供扱いされている印象を高齢者に与えることもあります。実は高齢者の記憶の底には、施設職員も知らないような昭和歌謡の流行り歌がたくさん眠っています。「波浮の港」などは良い例です。明治・大正生まれから団塊世代まで、各年代を幅広くカバーする充実のレパートリーで眠れる名曲の数々を呼び起こせば利用者の「いまこの瞬間」はより充実したものになります。
しかし長いあいだ歌っていない懐かしの曲をすぐに歌ってもらうのは簡単ではありません。ご本人の機能レベルに合った提供をしないと反応は薄いものになります。一般の高齢者施設に於いて音楽活動を盛り上げるにはまず以下の3つが必要です。
1.参加意欲を刺激する、好みに合った選曲
2.衰えた認知機能・感覚器官・身体機能にかみあうオケ・伴奏のアレンジ
3.現場での適切な合図と楽しい雰囲気
これに歌詞がしっかり見やすく提示されれば活動のクオリティも上がり、「居るだけ」から主体的な参加が促されて活動のクオリティも上がり、以下のような効果が期待できるようになります。身体機能の面では、
●心肺機能の強化: 歌唱は息を吸わないと始まりません。大きく吸って、歌で長く吐く。長く吐くから大きく吸える。この繰り返しで心肺機能が強化されていきます。
●腹筋の強化: これにより便秘が予防・改善され、姿勢も良くなります。お肌に内臓、カラダに良いのはいうまでもありません。同様に、また歌唱の発語と発声で舌・口唇・あご・喉を使うので、口腔機能を高めます。具体的には、
●嚥下機能の改善による誤嚥リスクの低下: 舌根部の動きが口頭蓋の働きを高めます。
●そしゃく機能の改善による栄養摂取の改善: これにより免疫力も向上し、褥そう予防にも効果があります。また打楽器を使った活動では、
●上肢関節の可動域維持・拡大、筋力維持: リズム活動で「ノリ」が出てきますと、身体を動かすことは苦痛から逆に楽しい活動となり、運動量も増して関節可動域を拡げたり、筋力維持に良い影響をもたらします。さらに、
●発語・発声機能の改善によるコミュニケーション能力の向上: おしゃべりがしやすくなれば認知症の進行緩和につながり、施設の空気も明るくなります。脳機能の面では、昔の歌が回想を導くことから
●記憶想起力の向上: 歌と結びつきの深い時代を思い出し、活動に熱も入ってボルテージも上がってきます。それが集団における力動として作用して、より大きなパワーが個々の参加者にもたらされます。
●認知症の発症/進行予防: 脳はネットワークで機能しますので、特定のポーションのみを活性化させても全体としての効果は大きくはありません。その点、音楽活動は脳のさまざまな領域を同時に使うことで、ネットワークとしての能力を高めます。同時に活性化する領域同士の結びつきが良くなる現象で、大脳生理学の「D.ヘッブの法則」というものがあります。歌唱や楽器奏などの音楽活動を楽しむことを繰り返していくことでネットワーク機能が高まるのです。メンタル面でも、
●うつ予防: 音楽活動で自然な感情表出と発散を促し、コミュニケーション機会の創出でうつ病を予防していきます。
こうして音楽活動を楽しみながら訓練的にならずに運動・回想・コミュニケーションを促します。脳の諸領域の活性化が進めばさまざまな機能に良い影響を与え、ADLの維持やメンタル面のコンディション改善にも役立ちます。利用者の皆さんの嬉しそうな表情に触れると職員さんも元気になって、施設も活性化されます。すでに横浜市・鎌倉市の特養・老健・デイサービス・有料老人ホームで実施中です。まずは無料おためしからご検討なさってみてください。